確定拠出年金制度の改正をめぐる今後の展望(第1回)

概要

 厚生労働省は、公的年金制度にお見直し等に合せて企業年金制度の改正を目指して、2013年10月に社会保障審議会企業年金部会を立ち上げ、計15回に及ぶ部会審議の後に、2015年4月に「確定拠出年金法等の一部を改正する法律案」を提出した。
 「法律案」に盛られた内容は、部会で審議されたものの全てを含んではおらず、特に税制関連項目に関しては、今後財務省との交渉を踏まえてより深化していくものと期待される。
税制上の課題はいずれ述べるが、少なくとも、企業年金部会等を通して厚生労働省が企業年金を今後どのような方向に改正させていきたいのか、という姿が見えてきた(以下、本文参照)。

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